ビジネス実務法務検定試験
ビジネス実務法務検定試験とは
自分を守る、仕事の法律入門
“ビジ法”は、法務部門に限らず営業、販売、総務、人事などあらゆる職種で必要とされる法律知識が習得できます。例えば、営業で取引先との契約書を締結する場面を想像してください。契約内容に不備や不利益がないか発見し、正しい判断ができれば、トラブルを未然に防ぐことができます。身につけた正しい法律知識は、業務上のリスクを回避し、会社へのダメージを未然に防ぐことができます。同時に、自分の身を守ることにもなります。
なお、ビジ法は企業活動の主要分野を多くカバーしているので業種も問いません。
2021年度からIBT(インターネット経由での試験)に変わりました!
試験要綱
第55回 | 第56回 |
---|---|
1級 | 1級 |
- | 12月8日(日) |
2・3級 | 2・3級 |
6⽉21⽇(金)~7月8日(月) | 10⽉25⽇(金)~11月11日(月) |
各級の基準
3級
各級のレベル
ビジネスパーソンとしての業務上理解しておくべき基礎的法律知識を有し、問題点の発見ができる。(ビジネスパーソンとして最低限知っているべき法律実務基礎知識を想定)
2級
各級のレベル
企業活動の実務経験があり、弁護士などの外部専門家に対する相談といった一定の対応ができるなど、質的・量的に法律実務知識を有している。(知識レベルのアッパーレベルを想定)
1級
各級のレベル
業務上必要な法務知識をビジネス全般にわたって持っており、その知識に基づいて多面的な観点から高度な判断・対応ができる。(実務的対応能力としてのアッパーレベルを想定)
出題範囲・合格基準
※第53・54回ビジネス実務法務検定試験®は2022年12月1日現在成立している法律に準拠し、出題いたします。
3級
3級公式テキスト(2023年度版)の基礎知識と、それを理解した上での応用力を問います。
- 100点満点とし、70点以上をもって合格とします。
2級
3級の範囲および2級公式テキスト(2023年度版)の基礎知識と、それを理解した上での応用力を問います。
- 100点満点とし、70点以上をもって合格とします
1級
1級・2級・3級の範囲に該当する法律および関連法令を出題範囲とします。
・共通問題2問・選択問題2問の200点満点とし、各問題ごとに得点が50%以上でかつ合計点が140点以上をもって合格とします。
■共通問題(2問必須)
民法および商法・会社法を中心に、できるだけ全業種に共通して発生することが考えられる法律実務問題を出題します。
■選択問題(4問中2問選択)
特定の業種に関連する一定の法律をクローズアップして出題します。法務実務の担当者が遭遇するであろうさまざまな場面を想定して出題します。例えば、以下の事例などにより実務対応能力を試験するものとします。
1.取引上のトラブルを処理
2.取引関係に立たない第三者とのトラブルを処理
3.法務関係の上司や弁護士などの専門家に法的トラブルの顛末・処理方法を報告
4.予防法務的観点からトラブルになりそうな問題に対応