福祉住環境コーディネーター検定試験
福祉住環境コーディネーター検定試験とは
超高齢化社会を迎えた日本で、ますます存在感が高まる検定試験
福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障害者に対して住みやすい住環境を提案するアドバイザーです。医療・福祉・建築について体系的で幅広い知識を身につけ、各種の専門職と連携をとりながらクライアントに適切な住宅改修プランを提示します。また福祉用具や諸施策情報などについてもアドバイスします。
2021年度からIBT(インターネット経由での試験)に変わりました!
試験要綱
第52回 | 第53回 |
---|---|
(1級) | (1級) |
- | 12月15日(日) |
(2・3級) | (2・3級) |
7月12日(金)~8月1日(木) | 11月15日(金)~12月5日(木) |
福祉住環境コーディネーター各級の基準
3級
福祉と住環境の関連分野の基礎的な知識についての理解度を確認いたします。
- 超高齢社会が到来する中で、生活者として知っておくべき福祉一般の基本的知識を理解している。
- 子供から高齢者にわたる全世代を対象に、生活者の視点から、地域コミュニティ・まちづくりを含んだ「福祉住環境整備の基礎知識」を理解している。
2級
3級レベルの知識に加え、福祉と住環境等の知識を実務に活かすために、幅広く確実な知識を身につけていることを確認します。また、各専門職と連携して具体的な解決策を提案できる能力を求めます。
- 介護、医療、福祉、建築、福祉用具に関する専門の知識を身につけ、それらを適用できるまで深く理解している。
- 福祉住環境に関する様々な問題点を抽出でき、クライアントのニーズ、経済的状況、福祉制度、住宅環境、福祉用具等を総合的に勘案し、各専門職と連携し最適な解決策を提案できる知識・技能を有している。
1級
2級で得た知識をもとに、新築や住宅改修の具体的なプランニングができ、さらに安全で快適なまちづくりへの参画など、幅広い活動ができる能力を求めます。
- 個々の住まいにとどまらず日常生活圏全般に、また社会福祉施設(ケアハウスやグループホームなどの住関連施設)までも視野に入れた住環境整備に係わる知識・技能を有している。
- 地域社会におけるコーディネーターとしての能力、さらに福祉のまちづくりなどにも積極的に助言できるような知識と調整力を有している。
出題範囲・合格基準
3級
3級公式テキスト(改訂6版)及び追補資料に該当する知識と、それを理解した上での応用力を問います。
- 100点満点とし、70点以上をもって合格とします。
2級
3級の範囲に加え2級公式テキスト(改訂6版)及び追補資料に該当する知識と、それを理解した上での応用力を問います。
- 100点満点とし、70点以上をもって合格とします。
1級
●<前半>多肢選択式
2級・3級の範囲に加え、1級公式テキスト(改訂6版)及び追補資料に該当する知識と、それを理解した上での応用力を問います。
●<後半>記述式
実務能力(課題に対する提案力)などの、実践力、応用力、総合的判断力を問います。
公式テキスト(改訂6版)に準拠しますが、法令制度につきましては最新の情報の理解を前提として出題されます。
- 前半、後半各100点満点とし、それぞれ各70点以上をもって合格とします。
関連リンク
問合せ先
総務課
TEL:048-571-2145
8:30~17:15 (土・日・祝祭日・年末年始を除く)