深谷商工会議所報-11月号
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 議員事業所に職務執行者の変更があり、その手続きが行われました。令和5年11月1日付で有限会社キング自動車商会の佐治昇氏が佐治勇氏と変更となり議員に就任したので、お知らせいたします。ななりすましを見抜いて渡れ議員の変更検 索前年同月比(業況DI)前年同月比(業況DI)▲19.7前年同月比(業況DI)7製造業卸売業サービス業▲8.50.2業況DIは、4か月連続で足踏み続く先行きは、円安の伸長等によるコスト増で懸念続く前年同月比(業況DI)▲16.5前年同月比(業況DI)建設業小売業詳しくは▲9.2渡辺 和博事業所名深谷商工会議所FAX 048-571-8222たとえばA社になりすましてメール攻撃。正しいメールアドレスのドメイン名が@company-aa.comのところ、1文字を逆にして@compnay-aa.comというドメイン名を使う手口も。注意深く見抜きましょう。詳細はこちら→議 員(有)キング自動車商会佐治 昇 氏TEL 048-571-2145E-mail soumu@fukaya-cci.or.jp(9月調査結果)Fukaya System深谷市萱場2-21株式会社塚田不動産事務所深谷市岡3222-10飯塚総業深谷市宿根544-12紅葉株式会社深谷市上野台2822-4日成運輸株式会社深谷市岡部2503-1お問い合せ先塚田 貴広飯塚 康行劉 春艶北岩 孝志ご入会ありがとうございますコーナー代表者名業  種村山 和人システム開発不動産業運送業飲食店(台湾料理)運送業商工会議所早期景気観測円安が伸長しており、輸入部材が再び高騰している。加えて、電気・ガソリン代等のエネルギー価格の高騰により上昇したコスト分の価格転嫁が追い付かず、採算は厳しい状況が続いている(建具製造業)円安の影響で輸入品の価格が高騰しており、再び収益が悪化している。現在は輸入を中心に事業を展開しているが、今後も円安基調が継続する見込みのため、輸出への事業転換を視野に事業の拡大を図っていく(機械器具卸売業)働き方改革への対応は、自助努力だけでは対応が追いついておらず、取引先や顧客に制度に伴う運用変更への理解・周知に力を入れていく(運送業)日経BP総合研究所上席研究員日本商工会議所LOBO工事案件が増加しているのは嬉しいが、同業他社の賃上げ等で新卒の採用が厳しくなっており、人手不足感は増している(電気工事業)コスト増加を背景としたインフレに伴い、商品単価が上がり、売上は増加。一方で、物価高で客足の減少・買い控えは続いている(調理器具小売業)あなたの会社は大丈夫? 身近な業務に潜むサイバーリスクを、コミカルな「かるた」になぞらえて、わかりやすく啓発します。〔協力〕独立行政法人情報処理推進機構◇渡辺 和博/わたなべ・かずひろ 日経BP総合研究所 上席研究員。1986年筑波大学大学院理工学研究科修士課程修了。同年日本経済新聞社入社。IT分野、経営分野、コンシューマ分野の専門誌編集部を経て現職。全国の自治体・商工会議所などで地域活性化や名産品開発のコンサルティング、講演を実施。消費者起点をテーマにヒット商品育成を支援している。著書に『地方発ヒットを生む 逆算発想のものづくり』(日経BP社)。ボーダーレス商品開発やフェーズフリーの考え方に注目 欧州で売られているキッコーマンのグルテンフリーのスシソース(SUSHI SAUCE)のパッケージが、ユニークだとネット上で話題になっていました。ラベルには、巻きずしにソースがかかっている写真とメーカー名、英文の商品名があり、さらに日本語で「鰻のたれ」と書かれています。当地の日本人が見ればどんな味かすぐピンときます。味の想像がつかない現地の人にはすしに使うソースだということで、用途が伝わります。 もともと江戸前ずしは今のようにしょうゆを付けるのではなく、穴子や貝のだしにしょうゆやみりんなどを加えて煮詰めたツメと呼ばれるタレを付けて食べるものでした。ですから、欧州のスシソースはこれに近く、むしろ伝統的な味わい方ともいえます。しょうゆと酒、砂糖をベースに、焼いた鰻をくぐらせてうまみを増した鰻のタレとは厳密には別物ですが、欧州では両方の利用シーンをカバーする商品として売られています。同じ商品でもターゲットが異なれば訴え方が違っていて、分かった上でそれを使い分けた例ともいえます。 私が興味を持ったのは、地方の小規模な事業者でも、最初から海外市場を視野に入れてものづくりをすることが珍しくなくなっているためです。こうした商品名の付け方や考え方が、参考になるのではないかと思いました。国内では地方の市場は縮小し所得も伸びないため、価格の安さより高付加価値で勝負したい事業者はおのずと海外市場を向いています。例えば食品でアジア市場を狙うなら、最初からハラル対応を考えておくといったことです。今後は最初から商品開発をボーダーレスで捉えておく時代なのかもしれません。 もう一つ、同じ商品でも異なったシーンに使える商品企画という意味で、フェーズフリーという考え方が注目されています。特に防災対策を意識した分野で進み始めています。例えば、普段使っているデスクライトが、いざという時はライトの部分だけ取り外して持ち運んで使えるようになっているといったことです。オフィスで数多く使う書類整理ボックスを並べ、非常時に寝泊まりする際の簡易ベッドとして使う考え方もあります。 ものづくりだけでなく公共施設でも、こうした考えを取り入れた例が出てきています。5月末、北海道小清水町にオープンした町役場と併設している複合施設では、カフェレストランやコインランドリー、フィットネスジムなどが計画的に集められました。災害時に住民の避難場所として使うことを想定して、住民の食事や健康状態、衛生状態を快適に保つために必要な機能を集約しています。日常でも非常時でも役立つことを想定しているのです。 あらかじめ複数の意図を持ってものづくりやサービスを設計すると、提供する価値がぼやけてしまわないか心配になります。むしろ想定ターゲットと利用シーンをはっきりと把握しているからこそ、可能になる手法だと思います。自社で提供している商品やサービスが、実はほかの利用シーンで新しい価値を持つ可能性はないか、一度検討してみると、新しい発想を得るヒントになるかもしれません。新入会員紹介新入会員のみなさまですサイバーセキュリティ対策かるた会員企業を会員企業を会員企業をご紹介下さい!!ご紹介下さい!!ご紹介下さい!!LoboLobo

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